任意整理すると、携帯機種変更ができなくなるってホント?!

任意整理携帯機種変更

ペンネーム:chika/35歳/女性
プロフィール:大学卒業後、法律事務所に5年間勤務。弁護士の指示のもと、実際の裁判に必要な書類作成などをしていました。


こちらの記事では、任意整理を行うと携帯機種変更が行えなくなる理由や、その対処方法についてご説明します。

任意整理をしても携帯電話は利用できるが、携帯機種変更はできない場合がある

任意整理を行っても、携帯電話自体の利用は大丈夫です。
今までと変わらず可能です。

もちろん、携帯電話料金を滞納した場合には、一般的な場合と同じように利用が制限されます。

ただし、携帯電話料金の支払いを、銀行引き落としやコンビニ払い込みなどではなく、クレジットカード払いにしていた場合は話が変わってきます。

クレジットカード払いにしていた場合、任意整理を行うと、全てのクレジットカードが使用できなくなるため、携帯電話料金の支払いもストップしてしまいます。

その状態になってしまうと、払わらないつもりはなかったにしても、自動的に携帯電話は止められてしまうのです。
このようなケースの場合は、携帯電話料金の支払いをクレジットカード払い以外の方法に変更し、滞納扱いになっている料金を支払えば、電話は再び使えるようになります。

任意整理を行うと、携帯機種変更時の分割払いができなくなる

前項でご説明したように、任意整理をしたからといって携帯電話が使えなくなるわけではありません。

支払方法をクレジットカード払い以外に変更して、遅延せずに使用する限りは、今までと同じように使えるのです。

けれども、携帯機種変更となると話は別。

携帯機種変更をする際には、新しい携帯電話の料金も支払わなければなりませんよね。
その料金を、キャッシュ一括で払えるのであれば問題はありませんが、現状では分割払いを選択している方がほとんどのはずです。

格安スマホが増えてきているとはいっても、一括払いだと最低でも30,000円以上はする携帯が多いことも、分割払いが普及している理由かもしれません。

任意整理をすると携帯機種変更ができないといわれているのは、「新しい携帯電話代金を分割払いで購入することができない」ということを意味しているのです。
これはなぜかというと、任意整理を行うことによって、CICやJICCなどの個人情報機関に金融事故を起こした記録が載せられてしまうからです。

個人情報機関に記録された金融事故情報は、およそ7~10年ほどは消えません。
そのため、金融事故情報が削除されるまでの間は、新しくクレジットカードを作ったりローンを組んだりすることができなくなるのです。

このようなことから、任意整理をした後でも携帯機種変更をすることはできますが、新しい電話本体代金の支払いには分割払いは使えないということがわかりますね。

携帯機種変更を考えている場合の対処方法とは?

仕事で自分の携帯電話を使っている方など、毎日の生活に携帯電話は欠かせないという人は多いですよね。

携帯電話の調子が悪くて、新しく買い替えるしか方法がないという場合もきっとあるはずです。
では、「任意整理をしたけれど、どうしても携帯の機種変更がしたい」という場合にはどうしたらよいのでしょうか?

結論から言えば、この場合には方法は2つしかありません。

ひとつは、先ほどご説明したように、キャッシュ一括払いで新しい電話本体料金を支払う方法です。
このような場合には、欲しい機種を選ぶのではなく、自分が支払える金額の携帯電話を選ぶ必要も出てくるかもしれません。

どうしてもキャッシュ一括で支払うのは難しいという場合には、あまりオススメはできませんが、家族などの名義で新規で携帯電話を購入する必要があります。

任意整理以外で借金を整理した場合、携帯電話自体が使えなくなることも

携帯機種変更時の本体代金の支払いに分割払いができない、ということだけ見ると、任意整理は厳しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、任意整理以外のほかの借金の整理方法、たとえば自己破産や個人再生を行った場合には、携帯電話の解約を求められることも多いのです。

そのようなケースに比べると、料金を遅延しない限りいままで通り携帯電話が使えて、制限は付くけれど携帯機種変更ができる任意整理はまだ恵まれているといえそうですね。

まとめ

どんなに頑張って働いても

どんなに頑張って働いても借金を返済し続けることが難しくなるということは、誰の人生にでも起こりうることですよね。

そのような場合に陥ったときに大切なのは、借金を返すための借金を続けて自転車操業や、違法な金融業者からの借り入れを行わないということです。

努力してもどうしても返済することができなくなった、お金を貸してくれる人もいない、という場合には、早めに法律の専門家である弁護士に相談することが大切です。

任意整理の依頼を受けた弁護士は、まずはじめに貸金業者へ受任通知を送付します。
その時点から、あなた自身が貸金業者とやり取りする必要はなくなり、弁護士が窓口となって交渉にあたってくれますよ。

もちろん、任意整理にはそれ相応の制限も生じ、一定の期間は個人情報機関に金融事故を起こした記録が掲載されることになります。

その期間はクレジットカードを作ったりカードローンを組んだりすることはできなくなるため、新しい携帯電話を分割払いで購入することはできません。

けれども金融事故を起こした記録はずっと掲載されているものではなく、一般的には7~10年ほどで削除されるといわれているので、その後は分割払いもできるようになりますよ。

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