任意整理を三井住友visaにするとクレカが使えなくなるので注意!

任意整理を三井住友visa

任意整理で三井住友visaの借金を減らしたい場合に注意すべきことは何でしょうか?

実際にどれだけ減らせるのか、何かデメリットは無いのかなど不安なことだらけですよね。
特に複数のクレジットカードを利用している場合は、任意整理でそれらのカードがどうなるのか分からないと怖くて手続きに進めないでしょう。

本記事では任意整理でクレジットカードの利用がどうなるのか詳しく解説しています。
借金がいくら減るかを含め、任意整理で何が起こるかを知りたい方は是非読んで不安を解消してください。

任意整理で三井住友visaの借金はどれだけ減るのか

任意整理によって返済が減るケースは2つあります。

ひとつは借金そのものが減るケースです。
貸主に借金の残高を減らすよう必死で頼むのではなく、過払い金があるからその分を借金から差し引いて欲しいと法律を盾に貸主に迫って借金を減らします。

過払い金とは過去に違法な高金利で借入をしていたために払い過ぎた返済金のことです。
任意整理では払い過ぎた返済金を借金の残高から差し引けますから、結果的に借金を減らすことができます。

もうひとつの借金が減る仕組みは、任意整理後の返済に関して利息がゼロになるケースです。
利息がゼロになるので、その分返済総額が減ります。
過払い金のインパクトに比べれ微々たるものですが、借金の額が大きい場合は馬鹿にできません。

では実際に任意整理をすると借金の残高(残債)がどれだけ減るか見ていきましょう。
まずは消費者金融でクレーゾーン金利で借入をしていたケースです。

・消費者金融T:残債 100万円 → 任意整理後 約55万円
・消費者金融A:残債 50万円 → 任意整理後 約35万円

参考サイト:松谷司法書士事務所
https://saimuseiri.kabarai-sp.jp/niniseiri-example.html
(参照日 2019-02-28)

消費者金融でグレーゾーンが猛威をふるっていた時期の借入は任意整理後の減債額が大きいことが分かります。

これに対して借入期間が適正金利が採用された2010年以降も含む場合はどうでしょう。
次の例は全ての借入が適正金利で行われたケースです。

・消費者金融A:残債 250万円 → 任意整理後 全期間適正金利で借入したため変化無し
参考サイト:同上

2010年近くなるとグレーゾーン金利がマスメディアでも大きく取り上げられたため、消費者金融でも適正な金利で貸し出すようになります。
そのため、その頃から借入を始めたケースでは過払い金が発生せず残債は一切減額されません。

もし、あなたが借入を始めたのが2010年以降であれば任意整理で借金を減らすのは難しいでしょう。
それでも将来金利がゼロになり、返済期間を伸ばせるメリットは大きいです。
借金を返済する意思が確かなら、任意整理をする意味は十分にあります。

三井住友visaの借金を任意整理するデメリット

三井住友visa任意整理するデメリット

支払いの負担を軽くするには効果的な任意整理ですがデメリットはないのでしょうか?

実は、三井住友visaに任意整理した場合に考えられる大きなデメリットが2つあるんです。
いずれも社会生活を行う上で問題になる可能性がありますから、しっかり確認しておいてください。

三井住友visaカードが利用できなくなる

任意整理をする旨を三井住友visaが確認した時点から三井住友visaカードは利用できなくなります。
キャッシングはもちろんショッピング機能も使えません。
そしてその後も使えるようにはなりません。
任意整理の際に他のクレジットカードも一緒に対象とした場合は、そのカードも使えなくなるので注意してください。

新規にクレジットカードが作れなくなる

任意整理をすると個人信用情報というローンに関する個人の信用情報を記録するデータベースに債務整理したことが記載されます。

カード信販会社が個人と契約する場合は、このデータベースの情報を元に申込者が信頼できるか判断します。
データベースから申込者が近年に債務整理したことが分かりますので、まず間違いなく申し込みは謝絶されます。

この情報は少なくとも5年間はデータベースに残るので、5年間はどのクレジットカードも作れません。

5年ほど、どんなローンも組めなくなる

銀行ローンや消費者金融など、種類を問わず全てのローンが利用できなくなります。
住宅ローンも組めなくなるので収入が余裕があっても当分はローンで住宅は購入できません。
また連帯保証人になることもできなくなるます。
お金を借りるという行為は全て不可能になると考えるのが無難です。

三井住友visaは任意整理にどう対応する?

三井住友visaは大手銀行系信販会社ですから契約者の任意整理には真摯に対応してくれます。

しかし、過払い金に関しては注意が必要です。

三井住友visaは大手銀行系のクレジットカードなだけあって違法まがいなグレーゾーン金利で貸出を行ったことがありません。
そのため過払い金が発生する可能性がゼロなんです。

優良クレジットカードであるがゆえに、過払い金を頼りに借金を減らすことはできません。
任意整理では過払い金以外の方法で借金の残高を減らす方法はありませんから、三井住友visaの借金そのものを減らすことは不可能になります。

しかし、将来の利息に関してはゼロにしてくれるケースがほとんどだと言われています。

以上より三井住友visaに任意整理をする場合は、明確な狙いを持って行うことが重要です。
過払い金が出ない以上、将来の利息分をゼロにすることと支払期間を5年以上にすることを目指してください。
支払期間を伸ばすほど1月分の返済額を減らせますよ。

三井住友visaを任意整理するなら注意すべきこと

三井住友visaを任意整理すると三井住友visaカードが利用できなくなります。

携帯電話料金など支払いをカードに設定しているものは支払いができなくなります。
そのままにしていいると支払いを延滞してしまいます。

せっかくクリアになった借金問題が別の形で再燃しては困りますよね。
そのためクレジットカードで代金を支払っているサービスの支払い方法を変更する必要があります。

支払い方法を変更する際の連絡先は三井住友visaではなくサービスを提供している各企業になります。
記憶を頼りにやると危険な作業ですから、クレジットカード明細などを見ながら確実に進めましょう。

各社に連絡している時間がない場合は最終手段としてクレジットカードの支払い口座に指定してある銀行口座の残高をゼロにするやり方もあります。

これ以外にもうひとつ注意すべきことがあります。
三井住友visaカードのショッピングローンを利用して購入した商品は各ローン外車に没収されるかもしれません。

クレジットカードでショッピングローンを使って買った商品のうち、車などの換金できる高価なものは任意整理の際にローン会社に差し出すことになる可能性があります。

逆に価値の低い物なら没収されることはありません。
どの商品が対象になるかは弁護士に相談するのが間違いありませんが、目安としては20万円以上の現金に換金されるものが対象となるケースが多いようです。

三井住友visaを任意整理した後も他のクレジットカードは使える?

任意整理の対象は自由に決めることが認められています。

そのため三井住友visaだけ任意整理の対象として、他のカードは任意整理しないことも可能です。
任意整理しなかったカードはそのまま利用することが可能です。
ショッピングは当然としてキャッシング機能まで使えてしまいます。

しかしカードの契約更新のタイミングで利用できなくなります。
任意整理すると個人信用情報に債務整理をしたことが記録に残りますから、クレジットカードの契約更新が謝絶されてしまうのです。

このように任意整理をすると対象にしなかったクレジットカードまで最後には利用できなくなります。
任意整理後にアタフタしないように、事前にクレジットカードの代用品は見つけておく必要があるでしょう。

三井住友visaを任意整理したためにクレジットカードが使えない時の対処法

任意整理をすると全てのクレジットカードは遅かれ早かれ使えなくなります。

そこで任意整理をする前にデビットカードを作りましょう。

デビットカードはクレジットカードを支払いに指定できるサービスなら、クレジットカードと同じように利用できます。
クレジットカード同様にポイントが付くものもありお得です。

デビットカードとクレジットカードの違いは支払い方法にあります。
クレジットカードは信販会社が支払い代金を一時的に立て替えてくれますが、デビットカードは支払い口座から即座に代金が引き落とされます。

ネットショッピングでキャンセルがやりにくいなど細かな差がありますが、目立った違いはこれだけです。
審査も無く、任意整理後も問題無く使えますから1枚作っておくのをおすすめします。

任意整理を始めると三井住友visaカードはすぐに使えなくなります。
支払いトラブルが起きる前に、支払い方法をデビットカードに変えておくのがいいでしょう。

任意整理を頼む弁護士・司法書士の選び方

初めての任意整理だと弁護士

初めての任意整理だと弁護士・司法書士の選び方が分からなくて不安ですよね。

簡単ですが、3つほど弁護士選びのポイントを紹介しますので参考にしてください。

債務整理を専門でやっている

弁護士事や司法書士も医師と同じように専門分野が細かく分かれています。
そのため事務所によって得意な分野が違います。
離婚に強いと評判の事務所でも債務整理は手掛けないことも珍しくありません。

弁護士事務所が債務整理を専門かどうかは事務所のホームページを見ると分かります。
ホームページのトップに「債務整理はお任せください!」のような宣伝文句が目立つように表示されていたなら債務整理専門である可能性は高いです。

さらに取扱っている案件が債務整理など借金絡みだけならば債務整理専門の事務所であることは確定でしょう。

債務整理の実績を確認する

全ての分野の案件に対して取扱実績のある弁護士事務所はそう多くありません。
債務整理を扱った経験の無い、もしくは少ない弁護士に大事な任意整理を任せるのは大変不安ですよね。

債務整理の実績を確かめるには弁護士事務所のホームページをチェックするのが手っ取り早いです。
実績は何よりのアピールポイントですから、自信のある事務所はトップページで大きく実績を載せています。

逆にトップページで実績アピールが無いところは債務整理の扱いが少ない可能性があるので注意です。

無料相談で弁護士・司法書士の人柄を確かめる

弁護士事務所や司法書士事務所には無料相談を行っていることがあります。
この無料相談を使い担当してもらうことになる弁護士先生の人柄をチェックしましょう。
具体的には任意整理をしたいことを伝えた後のヒアリングで次の内容を漏れなく聞いているか確認してください。

①借入先(借金している金融機関。今回は三井住友visaカード)
②借入額(借金の額)
③借入を始めた時期
④これまでの返済額
⑤現在の収入について
⑥家族構成や住居のタイプ(賃貸か持ち家か)

以上のことは任意整理後の返済計画に大きく関わることです。
これをちゃんと聞かない弁護士は仕事に対する姿勢や任意整理に関する知識の面で疑問符が付きます。
仕事に対する誠意や熱意が感じられない弁護士に依頼するのは止めておきましょう。

まとめ

三井住友visaを任意整理するのは借金を減らすという面ではそれほど効果がないケースが多いです。

むしろ手持ちのクレジットカードは全て利用できなくなることで生活に大きなインパクトを与えます。
勤め先によっては特定のクレジットカードを作れないことに不満を持たれるケースもあります。

各種ローンができなくデメリットも馬鹿にできません。
しかしこれは一生続くわけではありません。
5年経過すれば新規にクレジットカードを作れる可能性が出てきますし、ローンだって組めるようになります。

借金を放置してもいずれは支払い不能となり自己破産すれば、クレジットカードやローンに関して同じペナルティーを受けます。
その後の長い人生を考えれば、素早く対処して返済の負担を軽くするよう動くのが賢明な判断です。

 

ペンネーム:トートイズ
年齢:38歳
性別:男性
プロフィール:社会人1年目に不用意にカードローンに手を出し家族に迷惑をかけてから、消費者金融を始め様々なローンサービスを調べました。
その知識と経験を生かして主にカードローンを利用する際の注意点を記事にしているフリーライターです。
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